日光白根山(奥白根山) | ||||||||||
新規追加 2013年10月30日 | ||||||||||
北峰より逆光の山頂 |
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何度目かの日光白根登山。のんびり避難小屋1泊御来光目当ての訳が、前日は降りしきる雨にモチベーションダウン。あらためて周回ルートを選択しての日帰り登山となった。 関東以北、東日本一の高峰でもちろん百名山とあって、好天に恵まれれば360°の絶景にしばし見とれること請け合い。その分シーズン中は土・日を問わず登山者多数なのが難? 平日であるこの日出会った登山者もなんだかんだで50人前後いたと思うが、以前土曜日に登った時は軽く100人単位で目にしたっけ? 現在じゃ有名山はみんな同じ。 まあ、向こうから見れば筆者もその1人に変わりないし、こうやって紹介までしてるんだから文句は言えんが・・・・^^;^^; |
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左) ロープウェー山頂駅前より笠雲掛かる日光白根山 山頂駅前正面に日光白根山がどーんと鎮座。朝はもろに逆光だけど・・・・^^;^^; 右) 登山口の二荒山神社 広場奥の登山口からすぐの二荒山神社。登山の安全を祈願して対面の鹿避け柵を開け、黒森のハイキング道に入ります。 |
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左) 黒森内の道 林道のような湿り気味の広い道を少しで不動岩分岐。そこから山道となり緩い登行の道となります。 右) 血の池地獄分岐 間もなく血の池地獄分岐。左はハイキング道、右へ50mの急登となります。 |
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左) 大日如来 急登が終わると大日如来が迎えてくれます。 右) 七色平分岐 左は七色平と避難小屋(装束小屋)。右に山頂へ直登する地獄ナギルートへ入ります。はじめは山体の西を巻く緩めの上りですが、やがて地獄ナギを過ぎたあたりから徐々に急登が多くなってきます。 |
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左) ザレ地の急登 標高2400m付近で森林限界から飛び出します。間もなくずるずる滑りやすいザレの急登となりますが、この日は雨上がりで締まっていて快適。よく晴れ乾いた後は平気で30〜40cm滑るので下りに利用した方がベター。 右) 南峰の肩 指導標のある南峰の肩より振り返ります。右の凹部が登ってきたルート。遠く皇海山(左)と錫ヶ岳。 |
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左) 南峰の小宮 三峰が並ぶ山頂の内、南峰山頂には小宮があります。 右) 南峰火口原 振り返ると二つの平坦な火口原。合わせてテニスコート3面程度の広さはあるけど、国立公園特別保護地区内でもちろん幕営禁止! 念のため! |
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左) 南峰より本峰 少し下って登り返せばすぐ本峰山頂。 右) 本峰山頂より谷川岳方面 始発ロープウェーを降りて2時間後の10時過ぎ、もう付近の山々は雲の中・・・・^^;^^; とは言え、早朝は笠雲に覆われてたようだし、いずれにしろ周辺展望は望めなかったか? |
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皇海山と?? おそらくもっともマイナーな百名山皇海山のアップ。中央奥の雲の盛り上がりはたぶん富士山! |
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左) 本峰三角点 関東以北、東日本最高峰2577.21m三角点。すぐ後方に見えている枯れ草の峰は北峰です。 この三角点は長らく亡失していたらしいのですが、国土地理院により平成23年度に再設されたものです。その際の測量で前述の標高であることが確認されています。リンク先画像でも分かるようにすぐ横には1m以上高いだろう岩塊があり、最高点が2578m以上であることは間違いありません。 右) 山頂より五色沼 山頂から向かって右半分だけ見える五色沼とその上に前白根山。すぐ横に続く右の岩塊上からは更に好展望。 |
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左) 北峰より本峰 ちょっと下って登り返した北峰より本峰です。 右) 北峰より弥陀ヶ池と菅沼 北峰に隠れ本峰からは見えない北斜面方向です。右手前に弥陀ヶ池、中央奥に菅沼が左右に長く広がっています。 |
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左) 南峰を見下ろす 本峰に戻って見下ろした南峰です。右に見える白点が小宮の屋根、その前から左に下っていきます。 右) ザレ地の急下降 すぐに滑りやすいザレ斜面をジグザグに急下降します。前方には避難小屋の赤い屋根や五色沼が見え始めます。 |
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左) 森林限界よりダケカンバ樹林 こちらの斜面も2400m付近からダケカンバの樹林に入ります。迷うほどではないけど樹林内の道はやや不明瞭箇所あり。 右) 白根平 平坦になるとすぐ前方には避難小屋。 |
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五色沼避難小屋 近年整備された避難小屋です。内外とも以前よりはきれいになったけど相変わらずトイレはありません。備え付けのシャベルで穴を・・・・っと言うことになるので念のため。 |
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避難小屋内部 人によって印象は様々でしょうが、筆者的には十分きれいな方。ただ濡れてる箇所もあり、前日の雨ではそれなりの雨漏りもあったか? 決して大きくはないが15〜20人はOK範囲、詰め込めば30人は無問題、土間も利用すれば40人は・・・・^^;^^; |
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左) 五色沼へ下降 小沢沿いの樹林内を五色沼へ下降10分ほど。 右) 五色沼分岐 五色沼分岐は右に水場となる小沢(涸れた話は聞いてないけど、時期によっては??)と前白根山方面。左は菅沼と七色平方面。 |
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五色沼湖畔より本峰 他の写真でもダケカンバはすでに落葉し、この時期はロープウェー中〜上部での紅葉が盛りでした。山麓駅付近はまだまだこれからで標高の違いは大きい。 |
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左) 五色沼を見下ろす 山頂を踏んできた足にはちょっときつい急登から振り返る。まだ12時そこそこだというのにすでにどん曇りでガスも出始めた。 右) 弥陀ヶ池 やがて弥陀ヶ池で菅沼ルート(対岸の木道)と合流。 |
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左) 弥陀ヶ池を振り返る 弥陀ヶ池付近はよい雰囲気。時期を選べばコントラストきれいな紅葉も見られそう。 右) 本峰/座禅山分岐 写真左が本峰への急登。上部では今日歩いてきた2ルートと違い、危険というほどじゃないけど多少の岩塊登りがあります。 右は座禅山経由旧道方面。このまま直進すれば七色平。 ここには筆者が向かう七色平方面の他、座禅山方面にも「ロープウェー駅」の表示があり紛らわしい。確かに行き先はいずれ近くで合流するとはいえ、一般的には直進する七色平方面に絞って表示すべき! 座禅山経由でもロープウェー駅に行けることは地図を見る登山者が判断すればいいことで、公の表示なら紛らわしさより分かりやすさを優先させるべき、っと筆者は思う。 |
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左) 七色平への急下降 涸れ沢沿いに200m弱急下降します。歩幅の合わせにくい階段の下降も多く、何度歩いても少々うんざり。平坦となり分岐でハイキング道と合流すると左にすぐで七色平。 右) 七色平 湿原だった七色平もあれだけ降ってた昨日の降雨後でさえすでに平原状態!? 植生回復工事してるようだけど・・・・?? 写真の反対側に避難小屋(装束小屋/昔ここで神である山への装束を整え登ったそうです)がありますが、床木の半分以上は腐敗落下し利用は厳しい。あくまでビバーク利用が限度。 ここからすぐで朝分かれた地獄ナギルートとの分岐に合流します。 |
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