栗原山・北尾根ルート


小岩峰より始めて見える栗原山の勇姿

2本の国道が通過する町のすぐ裏手でありながら秘境として知られる東福寺川源流に鎮座する「栗原山」。その山頂から見て北尾根に相当する御荷鉾林道鮎川源流より訪ねる爽快なルートです。
標高差だけなら行き全体で300mほど下り、帰路に登り上げるという変則ルートになります。しかし傾斜がきついのは栗原山方面へ主稜を外れる1個所のみ。ルート的には高原のゆる尾根歩き的部分が全体の2/3を占め難易度はそれほど高くありません。
南小太郎山付近までの西斜面は主にカラマツの自然林?ですが、全体には植林もなく広葉樹に覆われたルートとして最近では希少な部類でしょう。今回のような新緑や秋の紅葉シーズンには人工林ではない自然な風情を楽しめること請け合いです。

 

グレード(個人評価)  H  1  2  3  4  5  U  /  判断基準
ルート 御荷鉾林道・鮎川源流(登山口)→白髪山→南小太郎山→下降点→栗原山(以下往復)
総歩行時間(休憩含まず) 4時間前後程度(ルートファインディングが的確だった場合)
登山適期 10月〜5月下旬頃
地理院地図へのリンク https://maps.gsi.go.jp/#15/36.130336/138.816805/
駐車場所 鮎川源流付近(3台前後可能)
注  記 一般のガイドに類するような山行録ではありません。主だった各所の写真付きコメント、危険個所の告知以外、ルートファインディングの面白みを殺ぐような解説はありませんのでご了承下さい。
北尾根ルートは栗原山への下降点まで標識類も多く問題ないでしょう。むしろクドいなと思うくらい雑多な標識に惑わされないよう注意が必要です。上述通り西面こそカラマツがありますが、ルート全体は広葉樹の自然林であり低山として現在では希少です。
基本的にすべて尾根縦走となります。途中小岩峰前後のみ多少の岩場が含まれるものの、全ルートに渡って現時点でヤブや笹はありません。とは言え、すでに新たな笹が伸び始めていますので、歩くならここ10年以内がお勧めでしょう。
毎度の決まり事となりますが、自己責任にて現場での判断を願います。当たり前ながら筆者踏破ルート外、または山行者のミスルート等による事故や危険は考慮していません。
熊出没注意!! 稜線ルートがメインとは言え携帯電話使用は全体に不能または不安定です。

 

2026年 5月中旬現在
 
駐車場所 : 3台程度可能。林道支線は乗り入れ禁止です。 / 左写真奥の駐車スペース標識付近を登山口としました。
 
尾根道と合流し左に進むと現れる分岐。赤久縄山方面は林道支線の乗越に続きます。
 
すぐに白髪山山頂 / 更に少しで杖植峠分岐。杖植峠側は細くもう数年で消え入りそうです。
 
南小太郎山。この付近まで尾根の西側は主にカラマツの自然林?
昔の植林かもしれないけど、木々の間隔や太さもランダムにバラツキ植林ぽさはない感じ。
 
南面への尾根筋ははっきりしませんが、栗原山の記述は無いけどまあこの辺だろうなと言う場所にこの標識。
 
樹幹向こうに薄く栗原山付近の影も / けっこうな急下降で落ち葉の下は滑りやすいザレ。スリップ注意!
 
鞍部に着くとややヤブっぽさと大岩を巻き小岩峰着。右写真の小岩峰上からルート中唯一栗原山と南面の展望が開けます。
 
小岩峰より南西への展望。手前の黒い山影は栗原山西面です。
 
眼前の栗原山と二子山
 
小岩峰から鞍部への下降は多少の岩場ありますが、浮き石や枯れ木、スリップに注意すれば問題ないでしょう。
 
鞍部より下ってきた小岩峰側を振り返る。ここが標高1200mちょいの本日最低所 / 営林署標識に食らい付いてる木がなんか笑う。
 
上の鞍部写真もそうだけど、地面のすぐ下は岩尾根と思われ根を張りしがみついてる感の木々の根が逞しい / お馴染みこの時期はミツバツツジの盛期です!
 
栗原山山頂。残念ながら樹林に覆われ展望無く普通の山感ですが、ここまでの行程と秘境の盟主である満足感を楽しみましょう。
南への稜線を少し辿ってみましたがその範囲では以前と変わらず特に問題無さそうでした。
南東へサスの峰(1173.7m三角点峰)へ続く稜線は楽ではありませんので念のため。
 
 
 
踏破軌跡(縮尺は任意)
GPSのものではありません。地図を元に筆者登山後の覚えですので、細部で異なる場合があります。
 
新規追加  2026年 9月19日
 
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