高戸谷山

下界から見つけにくい山第5弾。今回は霧積山と共に西上州最北端付近の山「高戸谷山(たかとやさん)」です。標高750m足らずの低山で登山者も多くはなく、地元の人以外からは忘れ去られかけています。しかし、山岳信仰を思わせるたくさんの石宮や石柱類に事欠かず、往時を偲ばせる変化に富んだ山でもあります。
上信越道/松井田妙義ICから10km足らずとそこまで奥まってる山ではないのですが、かと言って数ある選択肢に埋もれ目立ちにくいのも確か。時間的になら霧積山と同日に登れなくはありませんが、そこは体力と時間と安全を考え合わせてください。見過ごされやすい山の一つには違いないけど満足感の高い山です。

 

グレード(個人評価)  H  1  2    4  5  U  /  判断基準
ルート 登山口→廃作業道→南稜→南西稜→高戸谷山→南東稜→廃作業道→登山終了点(下降口)
総歩行時間(休憩含まず) 2.5 〜 3時間程度(ルートファインディングが的確だった場合)
登山適期 10月〜5月下旬頃
地理院地図へのリンク https://maps.gsi.go.jp/#16/36.364740/138.749707/
駐車場所 舗装車道沿い200〜300mおき程度に駐車スペースありますが縦列駐車となります。
注  記 一般のガイドに類するような山行録ではありません。主だった各所の写真付きコメント、危険の告知以外、ルートファインディングの面白みを殺ぐような解説はありませんのでご了承下さい。
ルートは概ね判別可能な範囲ですが標識類はなく、各所にて地図等見て状況を見極められるだけの経験は必須です。
お決まりのテープ類はあっても植林用と思われ、登山用としてはほとんどありません。基本的に尾根の登り下りですが一般的お約束通り登りは高みを目指せばいいものの、下りは枝分かれする尾根を選んでいかなければなりません。上述通り地図読みは必須です。
毎度の決まり事となりますが、自己責任にて現場での判断を願います。当たり前ながら筆者踏破ルート外、または山行者のミスルート等による事故や危険は考慮していません。
熊出没注意!! 山頂でドコモ携帯使用できますがやや不安定です。他社は不明。

 

2025年 4月下旬現在
 
登山口 / 道路脇に立ってるのは「保安林」標識です。
 
始め廃作業道を辿り、しばらくして薄い踏み跡から尾根に取り付きます。
 
やがて鞍部が見えてきて少し登ると・・・まだらな植林にぶっとい藤づるが・・・よく見るっちゃ見るけどなんだかすごいもの見ちゃった感?!
 
人形のような露岩が現れ始めると間もなく急登が始まります。横を見ればほとんど45度近く!!
 
次第に細くなった尾根の向こうに岩場が見え始め・・・ ここから延々標高差50mくらいを10数連のトラロープで岩場登り。
 
とは言え、本当にロープ必要と思うのは右写真の急登トラバース個所くらいかな・・・ えっ? ロープ無い!?
 
やがて左手より尾根が合流し岩場も終了 / 少し登れば今度は廃作業道が左から合流。もう山頂直下です。
 
三角点のある小広い山頂着 / 表題写真の大きな石碑も
 
三等三角点 写真からも分かるよう現状立木に覆われ展望は期待できません。 / 頂稜東隅に石宮
 
下りは先の石宮前よりヤセ尾根を急下降、じきに広くなってもやっぱりしばらく急下降。スリップ注意!
 
こんな所を下ってきたり、崖にぶった切られた尾根を巻いたりルートファインディングは慎重に!
 
屋根のない石宮のピーク / 振り返るとこの時期のルート中唯一山頂が見られます。
 
開けた場所ではあっちこっちに石柱があり、屋根だけの石宮も。昔はこちらがメインルートか?
 
右) 突然ぶった切られる尾根2個所目。
 
間もなく植林内に入り正確に尾根筋を辿ります。正解ならこんな松に出合うでしょう。 / 平らな508m標高点
緩尾根に任せて下ればやがて廃林道に行き会い、それを辿れば篠ヤブを分けて舗装道へ出られます。
 
 
写真でも分かるように舗装車道沿いに篠竹のヤブはありますが登山口、下降口とも薄く簡単に手で払える範囲です。また以前あった深笹は霧積山同様あったのかどうかさえ疑うほど本ルート内ではきれいさっぱりなくなっています。
登りのロープは昨年(25年)春現在の状況であり、痛みの程度も定かではありません。あくまでバランス取る上での補助使用を限度とし、全体重を預けるような使用は絶対に避けてください。
また、登山口近くに仙ヶ滝がありますので是非!
 
 
 
踏破軌跡(縮尺は任意)
GPSのものではありません。地図を元に筆者登山後の覚えですので、細部で異なる場合があります。
 
 
 
新規追加  2026年 3月22日
 
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