負け人の遠吠え  2013
 
130324  またやってる!


希望的想定?

先日の停電騒ぎであらためて明らかになった福島原発の超危なっかしさ。
またやってないか? 根拠のない希望的想定。
使用済み燃料プールはもう壊れること無いと想定してないか?
何があっても建屋他、構造物の壊れることは無いと想定してないか?
誰も見てないメルトダウンした原子炉下の状態は希望的想定ではないのか?
何より、もう震度5〜6クラス以上の地震は起きないものと想定してないか?
無いだろうじゃなく、あったらどうすると肝に銘じたんじゃないのか?
インドネシア大地震(スマトラ島沖地震)では04年のM9.1本震後、すでに周辺域で4回のM8巨大地震と3回のM7.5以上の大地震が起きてるじゃないか!
震災後現在まで比較的静かなのは、むしろ不自然なほど不気味な沈黙とは思えないのか?

原子力研究は必要。
特に核融合研究はきわめて重要。
しかしそれらすべてはつつがなく福島原発が終焉を迎え、日本がまともに生き残った場合の話し。
原子力分野は捨てても日本の未来を支える技術はいくらでもあるじゃないか。
どこぞの村社会に日本の未来を託すつもりはない。

チェルノブイリの石棺ではないが、あらかじめ1号機〜4号機すべてを囲う棺桶状のダムはできないのか?
作るのかどうかはっきりしないどこぞのダムに金かけるなら、こちらの方が遙かに優先課題だろう。
内容積500〜600万トンクラスの棺桶になりそうだが、いざとなれば数日の内に棺桶内原子力施設全体を水没させる準備と施設を一刻も早く考えるべき。
そうなったらなったで、もちろん誰が最終判断を下すのか決めておかなければならない。
当然天面を除き外側から内部は見えなくなるが、今時TVカメラや観測機器なんてあらかじめ無数に付けられるだろう。
それはそれで水没時の重さに地盤は耐えるのか? (原発の立地ならたぶん問題ない?)
さらなる震災の際、水漏れや地下への漏水は防げるのか?
水没させた場合、現在より遙かに多くなる多量の汚染水処理は?
等々様々な問題は浮かぶけど、それくらいの覚悟と準備してもらわないと安心なんて遠い未来。
数兆円の公共事業が可能なら、すべての優先順位1位はここだろう!

可能性としては低くても、未だ熱暴走(いわゆる)すれば首都圏や仙台を含む半径数100kmは住めなくなる可能性もあることを、マスコミは真剣に伝えるべき!
 
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